わかりやすい文章を書くための必読書

かなり古い本なのですが、「わかりやすい文章」を書く上でたいへん参考になる本がありますので紹介しておきます。

この本でハッキリわかるようになるのは、「どこにテンを打つ必要があり、どのテンが不要か」ということと「どういった順序で言葉を並べるとわかりやすくなるのか(修飾の順序)」ということです。そのほかにも、「どういうときに漢字を使い、どういうときに使うべきでないか(全体で統一すべきとは限らない)」「いわゆる翻訳調の文章がなぜわかりにくいのか」などなど、文章を書く人にとって知っておいた方がよい考え方が随所に書きこまれています。

そのような内容が豊富な実例とともに示されるので、「なぜその文章がわかりにくいのか」「どうすればわかりやすくなるのか」ということを理解しながら読み進めていくことができます。

ただし、この本にはちょっとした欠点?があります。それは、著者がけっこうクセのある人で、話のクドイおじさんの自己主張を聞かされているかのような感じの悪さがある点です(笑)。興味深い部分をちょっと引用してみます。

「主述関係」などというものは、日本語の作文を考えるとき、百害あって一利もないのである。

文は長ければわかりにくく、短ければわかりやすいという迷信がよくあるが、わかりやすさと長短とは本質的には関係がない。問題は書き手が日本語に通じているかどうかであって、長い文はその実力の差が現れやすいために、自信のない人は短い方が無難だというだけのことであろう。

これらがどのような論理から導き出されるのかを知りたい人は、ぜひ読んでみてください。値段も安いですし、けっこうおすすめです! ただし、読んで気分が悪くなっても責任は持ちません(笑)。

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