ラダックの風息 空の果てで暮らした日々

ladakh

2007年の春、それまでWeb Designing誌の連載「CSS Analysis」の編集を担当していただいていた山本高樹さんは、突如仕事を休止してインド北部の山岳地帯ラダックに行ってしまいました。そこで長期滞在し、写真を撮って本にすると言います。

ラダックについては、山本さんのブログで写真を見たほかは、TOKIOの山口クンが出ていたラダックの番組を見た程度しか知りませんでしたが、それでも山本さんがそうしたくなる気持ちはなんとなくわかりました。そして、この本が出るのを、ずっと楽しみにしていました。

今日の午後、Amazonからこの本が届くと、けっきょく僕は最後まで読んでしまいました。山本さんのラダックでの生活も知りたかったですし、何よりも青空と笑顔が象徴的なラダックの写真をたくさん見たかったからです。想像どおりの素晴らしい本でした(というか、そんな過酷なことまでやってたんだと正直ビックリしました)。

3月10日(火)から5月8日(金)までの間、東京では写真展「ラダックの風息 儚い夏、凍てつく冬」も開催されているそうです。いいなぁ、東京の人は……。

わかりやすい文章を書くための必読書

かなり古い本なのですが、「わかりやすい文章」を書く上でたいへん参考になる本がありますので紹介しておきます。

この本でハッキリわかるようになるのは、「どこにテンを打つ必要があり、どのテンが不要か」ということと「どういった順序で言葉を並べるとわかりやすくなるのか(修飾の順序)」ということです。そのほかにも、「どういうときに漢字を使い、どういうときに使うべきでないか(全体で統一すべきとは限らない)」「いわゆる翻訳調の文章がなぜわかりにくいのか」などなど、文章を書く人にとって知っておいた方がよい考え方が随所に書きこまれています。

そのような内容が豊富な実例とともに示されるので、「なぜその文章がわかりにくいのか」「どうすればわかりやすくなるのか」ということを理解しながら読み進めていくことができます。
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