詳解 逆引きHTML+CSS辞典

『詳解 逆引きHTML+CSS辞典』

HTMLとCSSで解説を分けることをやめ、「目的を達成するためには全体としてどんな方法があって、どう使い分ければいいのか?」という視点に立って構成した、新しいタイプの逆引き辞典を執筆しました。

たとえば、「斜体にしたい」というページを開くと、CSSのfont-styleプロパティの解説はもちろんのこと、結果として(一般的なブラウザでは)表示が斜体となるHTMLのi要素・var要素・em要素についても解説してあり、対象のテキストが「学名」ならi要素、「変数」ならvar要素を使えばOKといったことがすぐにわかるようになっています。

そのほかの例としては、たとえば「画像を表示させたい」というページでは、HTMLのimg要素とCSSのbackground-imageプロパティの説明があり、どのような場合にどちらを使うべきなのかがすぐにわかるようにしてあります。

また、逆引き辞典としての機能を高める目的で、各項目の一般的な見出しのほかに「こんな時に」という副題的見出しと、検索用の「キーワード」も加えてあります。さらに、通常の目次と索引のほかに検索用の目次も複数パターン用意してありますので、目的のページがさまざまな角度から素早くパッと探し出せます。

普段からHTMLやCSSに慣れ親しんでいるわけではないけれども、ときどきHTMLやCSSのソースコードを編集する必要がある人などに特にオススメの逆引き辞典です。

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